DIE WITH ZEROの資産運用日記

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投機筋の円売り急減、1週間で3割。2024年7月

DIE WITH ZERO


2024年7月30日付日経QUICKニュース記事「投機筋の円売り急減、1週間で3割 一部は買いに転じる」によれば、
「【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】
海外投機筋の円売り持ち高が急減している。


米商品先物取引委員会(CFTC)が集計するシカゴ通貨先物市場の建玉報告によると、投機筋(非商業部門)の円の売越幅は23日時点で10万7108枚だった。
前の週から4万3964枚減り、減少率は29%に達した。
CTA(商品投資顧問)など一部のポジションはこれまでの円売り超から円買い超に転じたとの分析もある。


9月の米利下げ観測の強まりが円高・ドル安を誘っている。円相場は23日には1ドル=155円台半ばに上昇した。CFTCのデータは、投機筋による円の買い戻しが相場の上昇を主導していたのを映す。(中略)


相場の流れに追随し「トレンドフォロワー」と呼ばれるCTAは相場反転に応じて「前週に8000億円規模で円買い・ドル売りに動き、円の持ち高は売り越しから買い越しに転じた」と須田氏は分析する。


加えて低金利の円を調達し高金利のドルで運用する「円キャリートレード」を一気に巻き戻す投機筋も増えたとみられる。相場変動率が上昇したためだ。ゆっくりと利息収益を稼ぐキャリー取引では、相場変動が大きくなるとせっかく稼いだ利息収益が相場変動による損失で吹き飛びかねない。


円の売越幅が急減したこれまでの局面を振り返ってみる。


米国のインフレ鈍化で米連邦準備理事会(FRB)の利上げ打ち止めが意識され始めた22年11月以降はどうか。CFTCのデータによると、投機筋の円の売越幅はその直前のピークからの14週間(22年10月25日~23年1月31日)かけて80%減となった。同期間に円は対ドルで14%上昇した。


FRBの利下げ転換が意識され始めた23年末は、6週間(23年11月14日~12月26日)では57%減り、その間の円の上昇率は約6%だった。


翻って現在。売越幅は直近のピーク(7月2日)から3週間での減少率は4割程度だ。1週間の減少率が大きく24日以降も円買いが続いた可能性を考慮する必要はあるが、22年末や23年末と比べると投機筋の買い戻し余地はなお残っているようにもみえる。


(ドル建て資産比率80%の後期高齢者のコメント)


今月末(2024年7月末)のFOMCおよび日銀の決定会合の結果次第では、再び、大きく為替レートが変動する可能性がありますので、要注目です。



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