DIE WITH ZEROの資産運用日記

利上げor利下げ、円安or円高、株安or株高、株式投資or債券投資、国内or海外、それが問題だ

NYダウ1033ドル安、2024年8月5日(現地)

世界同時株安が止まりません。米国に始まり、日本、欧州を経由して、再び、米国の株式は大幅に下落しました。


2024年8月6日付日経記事「NYダウ1033ドル安、欧州株も急落 景気不安の売り続く」によれば、
「5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前週末比1033ドル99セント(2.6%)安の3万8703ドル27セント(速報値)で終わった。
欧州株式も軒並み急落した。
米景気の先行き不安から市場参加者が株式相場の先行きに警戒感を強めており、リスク資産を売る動きが加速、幅広い銘柄が下落圧力にさらされた。


ダウ平均の下げ幅は2022年9月以来、約2年ぶりの大きさとなった。取引時間中には下げ幅が1200ドルを超える場面もあった。
S&P500種株価指数は前週末比3.0%下落し、採用銘柄の9割強が下げ、ほぼ全面安の展開となった。ナスダック総合株価指数は同3.4%下落した。


主要銘柄では半導体最大手のエヌビディアが一時15%超下げたほか、著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイが大量売却したことが明らかになったアップルも一時11%下落した。


欧州株も急落。主要株式指数のストックス600や英国株価指数は約2%安、独仏の主要株価指数も1%超下落した。


市場関係者の間では米景気後退への懸念を強めており、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)が9月の会合で利下げを見込む向きが大勢となっている。」


(FRBに利下げの前倒しを願う後期高齢者のコメント)

経済指標次第で金利を決めるとしてきたFRBですが、この思考停止の姿勢が、米国株式の大幅な下落を招いたと思います。
株の暴落による逆資産効果でインフレの鎮静化は間違いありませんが、FRBは、それを狙ったのでしょうか。


FRBには早期かつ大幅な利下げを、日銀には、追加利上げの見送りを期待しています。


市場には、日銀植田総裁のメッセージが必要です - リタイア生活は外債利子で