円急騰、一時157円台、米CPI発表前から4円ほど円高。
2024年7月12日付日経記事「円急騰、一時157円台 6月の米消費者物価は予想下回る3.0%上昇」によれば、
「米労働省が11日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比の上昇率が3.0%となった。
家賃やガソリンの値上がりが弱まり、3.1%の市場予想を下回って3カ月連続で鈍った。
対ドルの円相場は一時、1ドル=157円台半ばとCPI発表前から4円ほど円高が進んだ。
財務省の神田真人財務官は11日夜、円買い介入を実施したかを聞かれ「介入の有無についてはコメントする立場にない」と語った。
「米CPIを受けて市場で合理的な判断がなされたという見方もあるし、それ以外の力が働いたのではという話も市場で出ている」と述べ、市場の介入観測に言及した。財務省内で記者団の取材に答えた。
米CPIの上昇率は22年6月の9.1%から急低下した後、23年6月以降は3%台で足踏みした。24年1~3月期は予想を上回る強さでインフレ抑制への懸念が強まった。4月以降は鈍化傾向に戻り、5月は3.3%だった。物価の瞬間風速を映す前月比でも6月は0.1%下落した。予想は0.1%の上昇だった。
エネルギーと食品を除くコア指数は前年同月比で3.3%上昇した。市場関係者は5月から横ばいの3.4%を見込んでいた。前月比の伸びは0.1%にとどまった。
40年ぶりの伸びを記録してから丸2年がたち、米経済は正常化への道筋を探る。米連邦準備理事会(FRB)は物価上昇率が持続的に落ち着くと確信が得られれば、政策金利を引き下げる考えだ。
11日の米金融市場ではFRBが年内に積極的な利下げに動き始める期待が高まった。
金利先物市場では9月の利下げ開始予想が85%程度まで上昇し、年内に2回以上利下げする確率も9割を超えた。
米国債利回りは幅広い年限で低下(債券価格は上昇)し、外国為替市場でドル売りが広がった。
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