ベースアップ
賃上げはベアと、勤続年数に伴って増える定期昇給からなる。
デフレ下で物価が横ばいだった日本は長くベア率が低く抑えられてきたが、潮目が変わったのは2023年の春季労使交渉で、物価高を背景に大企業を中心にベアを含めた大幅な賃上げが相次いだ。
記事
2025年3月13日付日経記事「ベースアップ デフレ下では抑制的 きょうのことば」によれば、
「▽…企業が賃金表を書き換えて、社員の基本給を底上げすることで、ベアと略される。
賃上げはベアと、勤続年数に伴って増える定期昇給からなる。
ベアを実施すると業績が悪化した際に水準を引き下げるのは難しい。基本給をもとに計算する社会保険料や残業代なども増えるため、多くの企業は実施には慎重だった。
▽…ベアは高度経済成長期に根付いた制度で、当時は物価上昇などで相対的に下がった賃金の回復が目的とされた。デフレ下で物価が横ばいだった日本は長くベア率が低く抑えられてきた。
潮目が変わったのは2023年の春季労使交渉だ。物価高を背景に大企業を中心にベアを含めた大幅な賃上げが相次いだ。
連合の集計によると23年の賃上げ率は約30年ぶりに3%を超え、24年は5.1%の賃上げ率となった。
▽…26年以降のベアを含めた賃上げの実施見通しについて、ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査部長は物価上昇率が2%程度に落ち着くことが前提だとした上で「ベア分が明確に確保できる4%から4%半ばぐらいを維持できるかがカギだ」と話す。」
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