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米、ベネズエラ「再建」3段階、国家安定→復興→政権移行

DIE WITH ZERO

ルビオ米国務長官は2026年1月7日、米国主導によるベネズエラ「再建」を3段階で計画していると明かした。


第1段階は安定期。

米国による石油事業管理で国家安定をはかる。

手始めに、ベネズエラ産石油3000万~5000万バレルを米国へ引き渡す。7日にはタンカーを拿捕し、石油を押収した。


第2段階は復興期。

ベネズエラで米国の石油産業がインフラ再建に取り組む。米企業が負担した費用は米政府が返済する方針。


第3段階は新政権への移行期。

米政府は、ロドリゲス暫定大統領の下で公正な選挙を実施し、退陣するよう期待している。トランプ氏は当面、大統領選挙をできる状況にはないとの認識を示しており、時期は流動的だ。


トランプ氏は7日、米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、ベネズエラに「利益をもたらす方法で再建する」と述べた。同国への関与は1年よりも「もっと長期になる」とし、数年単位との見通しを示した。


記事

2026年1月9日付日経記事「米、ベネズエラ「再建」3段階 国家安定→復興→政権移行 石油、市場価格で売却へ」によれば、


「【ワシントン=坂口幸裕】ルビオ米国務長官は7日、米国主導によるベネズエラ「再建」を3段階で計画していると明かした。まず国家の安定化を優先し、米国の石油企業などによる市場参入を通じた復興をめざす。そのうえで新しい政権へ移行させる構想を示した。


米連邦議会で記者団の質問に答えた。ルビオ氏は「第1段階は国家の安定。その一環として、我々が最も強力な影響力を持つ根拠となるのが石油禁輸措置だ」と訴えた。


6日に公表したベネズエラ産石油3000万~5000万バレルの米国への引き渡しについて、「ベネズエラ国内に滞留している石油の全量を引き取る合意だ」と説明した。

ベネズエラは米国による封鎖と制裁のため石油を移動できないため、米国が取得して市場価格で売却すると強調した。


米軍は7日、タンカーを拿捕(だほ)し、石油を押収した。

ルビオ氏によると、ベネズエラ暫定政府は米国に引き渡すと決めた石油にその一部を含めるよう求めているという。「彼らは石油で収入を生み出している。経済崩壊を回避する唯一の方法は、米国と協力することだと理解している」と言明した。


ベネズエラは米国の制裁対象だったため、市場価格より安く石油を売却していた。ルビオ氏はその収益を巡り「腐敗政権などでなく、ベネズエラ国民に利益をもたらす形で我々が管理する。安定化に向けた強力な手段をもっている」と話した。


ルビオ氏は近く米国に輸送される石油について「(ベネズエラ国営石油の)PDVSAと結んだ取引で、制裁対象の石油を彼らは移動できない」と主張した。米国の制裁下にあるPDVSAに関し「現在石油から一切の収益を得ていない。我々が許可しない限り移動できない」と言及した。


ベネズエラ経済の根幹となる石油の貿易管理を巡り「非常に強力な手段だ。前向きな形で行使しており、我々に一定の影響力と支配力を与えている」と自信を示した。



「再建」の第2段階は復興期と位置づけた。

ルビオ氏は「米国や西側諸国、その他の国の企業が公平な方法でベネズエラ市場にアクセスできる環境を確保する」とした。


トランプ米大統領はベネズエラで米国の石油産業がインフラ再建に取り組めば、1年半以内に事業を拡大できると自信を示す。米企業が負担した費用は米政府が返済する方針を明かした。PDVSAを立て直し、石油価格の低下につなげる。


同時に国内の和解プロセスも始め、マドゥロ前政権下で弾圧された野党勢力の恩赦や釈放などに乗り出すと表明した。ベネズエラの野党指導者で2025年のノーベル平和賞を受賞したマリア・コリナ・マチャド氏らを念頭に帰国が認められるようにするとも語った。


第3段階が新政権への移行になる。

米メディアによると、米政府はロドリゲス暫定大統領の下で公正な選挙を実施し、退陣するよう期待する。トランプ氏は当面、大統領選挙をできる状況にはないとの認識を示しており、時期は流動的だ。


トランプ氏は7日、米紙ニューヨーク・タイムズのインタビューで、ベネズエラに「利益をもたらす方法で再建する」と述べた。同国への関与は1年よりも「もっと長期になる」とし、数年単位との見通しを示した。」


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