DIE WITH ZEROの資産運用日記

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ユーロ、ひとり負け。円に資金還流、対ドルでも円底堅い

DIE WITH ZERO

ウクライナ情勢の深刻化に、欧州景気の失速懸念が重なり、ユーロは、対ドルに加え、対円でも下落基調が強まってきており、ユーロ一人負けの状況となっている。


記事
2024年11月27日付日経記事「ユーロ一人負けで円に資金還流 対ドルでも円底堅く 編集委員 小栗太」によれば、以下、抜粋


「主要通貨間でユーロ一人負けの構図が鮮明になっている。


ユーロ売りが強まったのは、ウクライナ情勢の緊張がさらに高まったことがきっかけだった。ロシアのプーチン大統領は19日、核兵器の使用条件になる「核抑止力の国家政策指針」(核ドクトリン)を改定し、核攻撃の可能性を示唆。地理的に近いユーロからの資金流出が加速した。


さらに22日発表の11月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)の総合指数(速報値)が48.1と好不況の分岐点とされる50を割り込み、ユーロは対ドルで一時、約2年ぶりの安値を付けた。
政治、経済両面からのユーロ売り圧力を背景に、9月以降はいったん持ち直していた対円相場も再び下落基調を強めている。


みずほ銀行が米商品先物取引委員会(CFTC)のデータから算出したヘッジファンドなどの投機筋による対ドルでのユーロの売買動向(ドルベース)をみると、10月半ばにはユーロの買い持ち状態だったが、その後はユーロの売り持ちが次第に膨らんでいることが分かる。

マーケット・リスク・アドバイザリーの深谷幸司氏は「投機マネーはすでにドルに集中しており、今後はユーロが対ドルよりも対円で売られやすくなるのではないか」とみる。

投機マネーが再び円に流れ込めば、円は対ドルでも底堅さを増す。


円相場に一定の影響力を持つ日本の個人投資家による外国為替証拠金(FX)取引でもユーロ買いに陰りが見えつつある。
外為どっとコム総合研究所の神田卓也氏は「FX取引は円から外貨への投資という側面が強い。ユーロ買いが伸びないと、ドル買いも伸びなくなる」と話す。結果的に円売り・ドル買いにも弾みがつかない。


ドルにはトランプトレードで投機マネーが流入した分、むしろ利益確定のドル売りが出やすい。トランプ氏は25日、2025年1月20日の次期米大統領への就任日に、中国からのほぼ全ての輸入品に対して追加で10%の関税をかけると自身のSNSに投稿した。


これまで関税強化は米長期金利の上昇を招くとして円売り・ドル買い要因になっていたが、今回は一転。いずれ日本への関税も強化されるとの警戒感から、26日の東京市場ではリスク回避の円高・株安が進んだ。


野村総合研究所の木内登英氏は「トランプトレードは変調を見せつつある」と指摘する。これまでの米政策期待による円売り・ドル買いから、リスク警戒の円買い・ドル売りに市場の見方が変わるとみる。


ユーロの一人負けに端を発した主要相場の力学の変調。このままドルへの資金集中が続くのではなく、円にも資金が還流する展開が想定される。
これまでの円安・ドル高基調にはブレーキがかかり、次第に円の対ドルでの底堅さが増す可能性も否めない。」


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